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【2026年版】キャビネットメイキングから永住権へ|メルボルンで家具職人になるルートを徹底解説

【2026年版】キャビネットメイキングから永住権へ|メルボルンで家具職人になるルートを徹底解説

メルボルンでキャビネットメイキング(家具製作)を学び、オーストラリアの永住権を目指すルートを徹底解説。学生ビザでのCertificate III取得から、TRAの技能評価、卒業生ビザ485、Job Ready Program、就労ビザ482、永住権186まで。2026年最新の条件・費用・年数を公式情報ベースでまとめました。

メルボルンで「手に職をつけて、そのまま残る」。その選択肢のなかで、いま静かに注目されているのがキャビネットメイキング(家具・キャビネット製作)です。

Cabinet Maker は、オーストラリア政府機関 Jobs and Skills Australia の Occupation Shortage List 2025 で、全国および全州・準州で「Shortage(人材不足)」と評価されている職業です。技能評価機関は TRA(Trades Recognition Australia)で、オーストラリアで Certificate III を修了すれば評価の土俵に乗れます。

ただし「不足職業だから永住権が取れる」わけではありません。実際には、英語、年齢、就労時間、そして雇用主が払える給与額という4つの壁があります。この記事では、学生ビザで学び始めてから永住権にたどり着くまでを、条件・金額・年数まで含めて、ごまかさずに書きます。

この記事の前提

  • 情報はすべて2026年9月時点の各政府機関の公式サイトおよび法令に基づいています
  • 移民制度は毎年のように変わります。実際に動く前に必ず最新の公式情報を確認してください
  • 個別のビザ申請に関する助言は、MARA登録の移民エージェントまたは移民弁護士の領域です。この記事は一般的な情報提供です
  • Time Study は学校選び・入学手続きの専門です。ビザ戦略とセットで学校を決めたい方はご相談ください

結論:全体像を先に見せます

キャビネットメイキングから永住権までは、大きく6つのステップです。ステップ0から数えて、順調に進んでおおむね5〜6年。学校の費用を除いた、ビザと技能評価まわりの直接費用だけでもAUD 13,000〜15,000程度(1人あたり、申請料と評価料の合計目安)がかかります。

キャビネットメイキングから永住権までの全ルート(学生ビザ→485→Job Ready Program→482→186)
キャビネットメイキングから永住権までのステップ(2026年9月時点)

ステップの一覧

  • STEP 0:学生ビザで Certificate III in Cabinet Making and Timber Technology(MSF30322)を修了する
  • STEP 1:TRA の暫定技能評価(Provisional Skills Assessment=PSA)を申請する
  • STEP 2:卒業生ビザ 485(Post-Vocational Education Work stream)を取る
  • STEP 3:Job Ready Program(JRP)で12か月フルタイム就労し、正式な技能評価を取得する
  • STEP 4:就労ビザ 482(Skills in Demand・Core Skills stream)でスポンサーを得る
  • STEP 5:永住権 186(Employer Nomination Scheme・TRT stream)を申請する

永住権そのものの全体像は オーストラリア永住権(PR)完全ガイド にまとめています。あわせて読むと、この記事の位置づけが分かりやすくなります。

そもそもキャビネットメイキングとは

キャビネットメイキング(Cabinet Making)は、キッチン、バスルーム、ワードローブ、店舗什器などの造作家具をつくって取り付けるトレード(技能職)です。木材や人工大理石の切断・加工、CNCルーターや各種木工機械の操作、組み立て、現場での据付までを扱います。

よく比較されるカーペントリー(大工)との違いは、ざっくり言えば「建物の骨組みや構造をつくるのがカーペントリー」「室内に入る家具・収納をつくるのがキャビネットメイキング」です。カーペントリーについては カーペントリー(大工)コース|メルボルンの学校一覧 にまとめています。

メルボルンは住宅の新築・リノベーション需要が継続的にあり、キッチンやジョイナリーの受注は安定しています。工房での作業が中心なので、屋外作業が続くトレードに比べて体力的なハードルが低いのも、日本人留学生に選ばれている理由のひとつです。

【重要】職業コードが2つあります

ここは多くの人がつまずくポイントなので、先に整理します。オーストラリアの技術移住では、ビザによって使う職業分類(ANZSCO)のバージョンが違います

  • ANZSCO 2013年版:394111 Cabinetmaker → MLTSSL(中長期戦略技能リスト)に収載。対象ビザは 189 / 190 / 491 / 485 / 489 / 494 / 407
  • ANZSCO 2022年版:394112 Cabinet Maker → CSOL(コアスキル職業リスト)に収載。対象ビザは 482(Core Skills stream)/ 186(Direct Entry)

内務省は186 と 482 だけ 2022年版を使い、それ以外の技術移住ビザはすべて 2013年版を使います。つまり「485 を取るときは 394111」「482 と 186 のときは 394112」と覚えておけば大丈夫です。技能評価機関はどちらも TRA で変わりません。

なお、ネット上には「Cabinetmaker は 189・190・491 では使えない」「2025年の不足職業リストに載っていない」といった記述を見かけますが、法令原文(LIN 19/051 の MLTSSL 項目208、および 482 の職業指定 F2024L01620 の項目403)を確認する限り、いずれも正確ではありません。この分野の情報は古いページが検索上位に残りがちなので、必ず一次情報にあたってください。

STEP 0:学生ビザで Certificate III を取る

スタートは、CRICOS登録校で MSF30322 Certificate III in Cabinet Making and Timber Technology を修了することです。TRA の対応表でも、Cabinetmaker(394111)に対応するオーストラリアの資格としてこのコースが指定されています。

「2年・92週」から逆算して学校を選ぶ

ここが学校選びの肝です。次のステップで取る卒業生ビザ 485 には、オーストラリア学修要件(Australian Study Requirement)があります。

  • CRICOS登録コースを合計92週(2学年分)以上履修していること
  • その履修を16暦月以上かけて完了していること
  • すべてオーストラリア国内・英語での履修であること
  • 申請日の直前6か月以内に資格を授与されていること
  • 語学コース(ELICOS)やイナブリングコースは算入できない

Certificate III 単体では期間が92週に届かないことがあります。そのため実務では Cert III+Cert IV、あるいは Cert III+Diploma のようにパッケージを組んで期間を満たすのが一般的です。ここを最初に設計しないと、卒業してから「485 が申請できない」と気づくことになります。

485 の要件は 卒業生ビザ(485)完全ガイド|2年92週ルールと対象コース で、対象コースの一覧は 卒業生ビザ(485)が取れる専門コース一覧 で詳しく解説しています。

メルボルンでキャビネットメイキングを学べる学校

州立TAFEと私立専門学校の両方に開講校があります。

  • Holmesglen Institute(Chadstoneキャンパス)── Certificate III in Cabinet Making and Timber Technology に加えて Certificate IV in Furniture Design and Manufacturing も開講。積み上げ型で期間を作りやすい州立TAFE
  • Laneway Education ── MSF30322 を開講する私立校。入学時期の選択肢が多い
  • Laurus Education ── グループ校で MSF30322 を提供。トレード系のコースラインナップが厚い

学校ごとの開講時期・学費・キャンパスは キャビネットメイキング(家具製作)コース|学校一覧 にまとめています。TAFEと私立で迷っている方は メルボルンのTAFE一覧メルボルンの私立専門学校一覧 も参考にしてください。

TAFEと私立、どちらを選ぶか

  • 州立TAFE:設備と実習環境が充実。上位資格への接続が明確。ただし入学時期が学期単位で限定的、学費はやや高め
  • 私立専門学校:入学時期が細かく設定されていて、渡航スケジュールを組みやすい。学費は抑えめ。ただし学校ごとに設備・実習量の差が大きい

キャビネットメイキングは実習の質がそのまま就職力になる分野です。学費だけで決めず、工房設備と実習時間、そして卒業生の就職状況を必ず確認してください。

STEP 1:TRA の暫定技能評価(PSA)を申請する

コース修了が見えてきたら、TRA の Provisional Skills Assessment(PSA/暫定技能評価)を申請します。

  • 費用:AUD 130
  • 有効期間:結果通知書の日付から3年間
  • 要件:CRICOS登録のRTOでオーストラリアの資格を取得済み/TRAが評価する職業であること/有効なパスポート
  • 用途:① 485ビザの申請、② Job Ready Program への登録

ポイントはタイミングです。485は「技能評価を申請済みであること」を証明しないと申請できません。卒業後6か月以内に485を出す必要があるので、卒業を待ってから慌てて動くと間に合いません。在学中に段取りしておくのが正解です。

STEP 2:卒業生ビザ 485 を取る

Post-Vocational Education Work stream は、専門・トレード系の卒業生向けの卒業生ビザです。

  • 滞在期間:最長18か月
  • 年齢:申請時35歳以下
  • 申請料:AUD 5,750〜
  • 申請場所:オーストラリア国内。過去6か月以内に学生ビザを保持していること
  • 指名職業がMLTSSLに載っていること(Cabinetmaker 394111 は収載済み)
  • 技能評価を申請済み(または取得済み)であること
  • 健康保険とAFP(連邦警察)の身元証明の申請証拠

実質の関門は英語です

485の英語要件は、多くの人が思っているより高めです。申請日の直前12か月以内に受けた試験で、次のスコアが必要です(2025年8月7日以降に受験した場合)。

  • IELTS:Overall 6.5(Listening / Reading / Writing / Speaking すべて 5.5 以上)
  • PTE Academic:Overall 55(各セクション 39〜42 以上)
  • TOEFL iBT:Overall 81
  • 英国・米国・カナダ・ニュージーランド・アイルランド国籍の方は免除

IELTS 6.5 は、トレードコースの入学要件(多くの学校で 5.5 前後)よりかなり上です。入学時の英語力のまま卒業すると、まず届きません。在学中に英語を伸ばし続けられるかどうかが、このルート全体の最初の分岐点になります。

もうひとつ注意点。指名職業は申請後に変更できません。ここで Cabinetmaker を選ぶと、以降の技能評価もその職業で進むことになります。

STEP 3:Job Ready Program で正式な技能評価を取る

485を取ったら、いよいよ本番です。オーストラリアで資格を取った留学生の場合、書類審査だけの技能評価(Migration Skills Assessment)は使えません。実際に働いて評価を受ける Job Ready Program(JRP)が必須ルートになります。

JRPの3ステップと費用

  • Job Ready Employment(JRE):AUD 490 ── 適格性確認とプログラム登録。オンライン申請後、2.5か月以内に連絡
  • Job Ready Workplace Assessment(JRWA):AUD 2,845 ── 職場での技能評価。通常はJRP開始日から8か月以内に案内
  • Job Ready Final Assessment(JRFA):AUD 75 ── 最終評価
  • 合計:AUD 3,410(PSAの130を含めると AUD 3,540)

就労要件

  • TRAが承認した雇用主のもとで、最低12か月の就労
  • 週平均38時間以上をフルタイムとみなす。これ未満の場合は按分計算となり、必要期間が延びる
  • プログラム開始から3年以内に完了すること
  • 有給休暇は最大4週間まで算入可

ネット上には「1,725時間」「863時間」という数字がいまも出回っていますが、TRAの公式FAQはこれらは旧ガイドラインの基準であり、現行は「週平均38時間以上・最低12か月」であると明記しています。古い情報に振り回されないでください。

ここが正念場になる理由

485の滞在期間は18か月、JRPに必要な就労は12か月。使える時間は実質6か月しか余裕がありません。しかも「TRAが承認した雇用主のもとでフルタイム」という条件付きです。

つまり、卒業してから仕事を探し始めるのでは遅いということです。在学中からワークショップでのアルバイトや職場見学でつながりを作り、卒業と同時に働き始められる状態にしておくのが理想です。学校の実習先や講師のネットワークが、そのまま就職先につながることも珍しくありません。

STEP 4:就労ビザ 482(Skills in Demand)

技能評価が出たら、スポンサー企業を見つけて 482 に切り替えます。Cabinet Maker(394112)は CSOL に収載されているので、Core Skills stream が対象です。

  • 就労経験:指名職業または関連分野で最低1年(直近5年以内に取得したもの。フルタイム換算)
  • 滞在期間:最長4年
  • 申請料:AUD 4,015〜
  • 更新:同じ雇用主で続ける場合は、新たな指名(nomination)と新たなビザ申請が必要

最大の壁は「年収 AUD 79,423」です

482 のスポンサーシップには Core Skills Income Threshold(CSIT)という最低年収基準があります。毎年7月1日に賃金指数と連動して改定され、2026年7月1日から AUD 79,423(前年は AUD 76,515)になりました。しかも、指名給与はCSITと当該地域の市場賃金率のいずれか高い方を満たす必要があります。

ここで現実を見てみましょう。

  • Joinery and Building Trades Award 2020 の Level 5(trade certificate 保有者の標準レート):週給 AUD 1,119.10 = 年換算 約 AUD 58,193
  • Jobs and Skills Australia が示す Cabinetmakers の全国の週給中央値:AUD 1,400 = 年換算 約 AUD 72,800
  • 482スポンサーに必要な最低年収:AUD 79,423

つまり、雇用主はアワードの最低賃金より約36%高い給与を払わなければスポンサーできません。業界の中央値を上回る金額です。これがこの職種における雇用主スポンサールートの、実務上いちばん大きなハードルです。

逆に言えば、「この人にはその金額を払う価値がある」と思わせるだけの腕と信頼を、JRPの12か月で作れるかどうかがすべてです。CNCが扱える、図面が読める、現場据付までひとりで回せる、英語で顧客対応ができる──こうした付加価値が、そのまま年収の壁を越える力になります。

482の詳細は スポンサービザ482(Skills in Demand)完全ガイド にまとめています。

STEP 5:永住権 186(TRT stream)

482で働き続けたあと、同じ雇用主に永住権をスポンサーしてもらうのが Employer Nomination Scheme(subclass 186)の Temporary Residence Transition stream です。

  • 就労実績:申請日の直前3年間のうち合計2年間、フルタイムで、457/482ビザを保持しながら、そのビザが付与された職業で、指名する雇用主のもとで働いていること
  • 年齢:原則45歳未満(大学の学術職・政府系研究職・地方の医師など一部に免除あり)
  • 英語:Competent English 以上(IELTS各6.0相当)。2019年11月16日以降、このストリームに英語の免除はありません
  • 技能評価:原則として不要(内務省が求める場合はあり)
  • 職業リスト:TRTストリームには職業リストがありません。直近に保持していた就労ビザの職業で判断されます

485(18か月)+482で2年働く、と考えると、卒業からPRまでおよそ3年半〜4年。学校の2年を足して、トータル5〜6年というのが現実的な見立てです。

もうひとつのルート:州推薦(190・491)は今どうなのか

Cabinetmaker(394111)は MLTSSL に収載されているので、制度上は 189・190・491 の対象職業です。しかし2026年9月時点では、これを主軸にするのはおすすめしません。理由は3つあります。

  1. ビクトリア州が新規受付を停止中。2025-26年度の州推薦プログラム(190:2,700枠/491:700枠)は、2026年4月28日をもって新規のROI(Registration of Interest)受付を終了しました。2026-27年度の内容は本記事執筆時点で未公表です
  2. 対象職業が非公表。州の優先セクターには Construction と Advanced manufacturing が含まれますが、「これらのセクター内の特定の職業」という表現にとどまり、職業一覧は公開されていません。Cabinetmaker が該当するかを一次情報で確認できません
  3. 点数で不利。190・491とも SkillSelect の EOI で65点以上が必要です。ROIの選抜要素には「職業のスキルレベル」も含まれます。Cabinetmaker はスキルレベル3(Cert III相当)で、学士以上のスキルレベル1の職業と同じプールで競うことになります

州推薦の仕組み自体は 州スポンサー(州指名)ビザ完全ガイド|190と491の違い・ポイント制 で解説しています。将来的にプログラムが再開したときの選択肢として、頭には入れておいてください。

ケース別プラン

ケースA:これから日本から留学する人

ゼロから組む場合、年齢の逆算が最重要です。485は申請時35歳以下、186は45歳未満。学校2年+485で1.5年+482で2年と考えると、渡航時に32歳くらいまでであれば時間的な余裕をもって進められます。

渡航前にやっておくべきことは3つ。

  1. 英語。最終的にIELTS 6.5が要ります。渡航前に5.5〜6.0まで持っていければ、現地での選択肢が一気に広がります
  2. コース期間の設計。Cert III単体で足りるのか、Cert IVやDiplomaを足すのか。92週・16暦月を満たす組み方を、入学前に確定させておきます
  3. 資金計画。学費に加えて、ビザ・技能評価だけで AUD 13,000前後。生活費と合わせた総額を把握しておきます

学生ビザそのものの条件は オーストラリア学生ビザ(500)完全ガイド をご覧ください。

ケースB:すでにメルボルンにいる人(ワーホリ・学生ビザ滞在中)

現地にいる方の強みは、業界とのつながりを先に作れることです。JRPで必要になる「TRA承認雇用主のもとでのフルタイム12か月」は、知り合いがゼロの状態から探すのと、在学中から現場に出入りしているのとでは難易度がまったく違います。

動き方の順番はこうです。

  1. ワーホリ中にジョイナリー工房やキッチンメーカーでの就労経験をつくる(可能な範囲で)
  2. 学生ビザへの切り替えと同時に、92週・16暦月を満たすコースパッケージを組む
  3. 在学中にIELTS 6.5をクリアしておく
  4. 卒業3〜6か月前にPSAを申請し、同時に卒業後の就職先を固める
  5. 卒業→485→即JRP開始、という切れ目のないスケジュールを作る

ワーホリから学生ビザへの切り替えは オーストラリア学生ビザの延長・切り替え、ワーホリの条件は ワーキングホリデービザ(417)完全ガイド にまとめています。

正直に書いておきたい7つの注意点

  1. スポンサー企業探しがいちばんの不確実要素。制度の条件はすべてクリアしても、スポンサーしてくれる会社に出会えなければ止まります。ここは運と人間関係の要素が大きい領域です
  2. 年収の壁(AUD 79,423)は業界水準より高い。中小の工房ではこの金額を出せないことがあります。会社選びの段階から、スポンサー実績のある企業かどうかを見ておくべきです
  3. IELTS 6.5 で脱落する人が多い。トレード志望の方ほど「英語は現場で覚える」と考えがちですが、485の要件はテストのスコアです
  4. 年齢のタイムリミットは想像より早い。485は35歳以下、186は45歳未満。逆算せずに始めると詰みます
  5. 制度は毎年変わる。所得基準は毎年7月に改定、職業リストも定期的に見直されます。5〜6年のプロジェクトである以上、途中でルールが変わる前提で組むべきです
  6. 学校選びを間違えると入口で終わる。CRICOS登録、コース期間、実習設備。この3つを外すと、そもそも485にたどり着けません
  7. JRPは「働ければいい」ではない。TRAが承認した雇用主のもとで、週平均38時間以上。カジュアルでシフトが不安定だと、按分計算で必要期間が延びます

チェックリスト

  • コースの合計期間は92週・16暦月を満たしているか
  • そのコースはCRICOS登録校のものか
  • 卒業予定日から逆算して、485の申請期限(卒業後6か月)に間に合うか
  • IELTS 6.5(各5.5)到達までの学習計画があるか
  • PSAの申請タイミングを在学中に設定しているか
  • 卒業と同時にフルタイムで働ける就職先の目処があるか
  • その雇用主はTRAの承認を受けられるか
  • 将来的にAUD 79,423以上を払えるだけの規模・体力のある会社か
  • 485申請時に35歳以下、186申請時に45歳未満でいられるか

まとめ

キャビネットメイキングは、人材不足職業で、TRAの技能評価ルートが明確で、オーストラリアのCertificate IIIから積み上げられるという点で、永住権を視野に入れやすいトレードです。

一方で、成否を分けるのは制度の知識よりも実行の設計です。92週のコース設計、IELTS 6.5、卒業と同時に働き始められる就職先、そして年収の壁を越えられる雇用主。この4つを最初から逆算して組めるかどうかで、5年後の結果は大きく変わります。

「永住権を狙える分野」全体の比較は 永住権を狙える学生ビザの分野【2026年版】、最近の招待傾向は オーストラリア永住権の最新動向【2026年版】 にまとめています。

学校選びとスケジュール設計は Time Study へ

Time Study は、ビクトリア州政府公式指定の留学エージェントです。2003年からメルボルン中心部(Little Collins St)に事務所を構え、語学学校・高校・TAFE・大学・専門学校の入学手続きに対応しています。学校の入学手続きは無料です。

キャビネットメイキングについては、こんなご相談をいただいています。

  • 485の92週・16暦月を満たすコースの組み方を一緒に設計してほしい
  • Holmesglen と私立校、自分の場合はどちらが合っているか知りたい
  • ワーホリから学生ビザへの切り替えスケジュールを相談したい
  • 卒業後の就職を見据えて、実習環境の強い学校を教えてほしい

コースと学校の一覧は キャビネットメイキング(家具製作)コースページ から、ご相談は 無料カウンセリングの予約フォーム からどうぞ。オンラインでも対応しています。

Time Study|Suite 804, 343 Little Collins St, Melbourne VIC 3000
Tel: +61 3 9670 6692 Email: info@timest.com.au

※本記事の情報は2026年9月時点で、内務省(Department of Home Affairs)、Trades Recognition Australia、Jobs and Skills Australia、Fair Work Commission、Live in Melbourne の各公式情報および連邦法令に基づいています。制度・金額は変更されることがあります。個別のビザ申請に関する助言はMARA登録の移民エージェントまたは移民弁護士にご相談ください。

Keisuke KONDO
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Keisuke KONDO

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